【⑯敬老の日の贈り物について】

2024/09/05

早いもので2024年も、2/3が経過しました。
9月のイベントとしては「敬老の日」があります。


今年の敬老の日は9月16日(月)となります。


今回はほとんどの方がお悩みになる「敬老の日の贈り物」について、ご説明させて頂きます。







まず、敬老の日にて最も多いお悩みを3つ挙げると…


①相手が何歳くらいから敬老の対象なのか?


②どんなものをあげたら良いのか?


③贈り物をする場合、いくら位が相場なのか?


が挙げられます。







①何歳くらいからが敬老の対象なの?


これに関しては一般的な決まりはありませんが、多くの方はご自身の家庭にお子様が誕生され、ご両親が「おじいちゃん・おばあちゃん」になったタイミングが多いようです。


お子様から見れば、ご本人様のご両親は「祖父・祖母」となる事で、イベントとしては「父の日・母の日」は対象外となります。


ですので、このタイミングで「敬老の日」がイベント対象になる事が多いようです。


ただ、昨今はお子様がいらっしゃらないご家庭も増えてきておりますので、その場合は多くは「還暦の60歳」がひとつの目安となります。



現実的には、現代の60歳はまだまだ若くアクティブな方も多いのですが、一つの目安となっております。







②どんなものをあげたら良いのか?


普段あまり会えていないご両親に対しては、「一緒にお食事をされる」もしくは「一緒に旅行に行く」方が多いようです。


ただし、遠方にいたり、時間的に会うことが難しい場合は贈り物がベスト。



その際は「ご祖父母様のお好きなもの」をプレゼントするのが1番となります。


ただし、ご自身のご両親に普段から贈り物をされている方はあまり多くないのが現実で、意外と「好みがわからない」方もいらっしゃいます。



その場合は「定番の和菓子」をあげられる事が多いようです。



ご年齢にもよりますが、あまり重たい洋菓子や脂身の多いお肉など、せっかくプレゼントしてもご負担になる場合も、、、、


そういったケースは食べやすい和菓子を贈るのが無難なのではないでしょうか?









③贈り物をする場合、いくら位が相場なのか?


あるデータを元に見ていくと、多くの場合は「3,000~5,000円」のご予算で選ばれるケースが1番多いようです。



贈り物をされる場合、先方様に気を使わせてしまうことも負担となります。



ですので、受け取る側もあまり抵抗感のない3,000円から5,000円程度のもであれば、双方に負担が無いのではないでしょうか?








以上となります。



上記はあくまで一般的な範囲の話であり、各ご家庭にて明確なルールがあればそちらを優先される事が望ましいです。


実は敬老の日の贈り物として、カステラは西日本では最も多くご利用される和菓子です。



当社も9月の敬老の日前後の時期は、年間で2番目の繁忙期になります。



理由としては2番目にご紹介した定番の和菓子として認知されている事や

①お菓子自体が柔らかくて歯の悪くなったご年配の方でも難なく食べられる。


②常温保存可能で、賞味期限が長いので、受け取る側が時間を気にせずゆっくりと食べられる。


③ご年配の方が若い頃、カステラは今以上に高級品だった。そしてあまり嫌いな人が少ない。



などが挙げられます。





ただ、ご家庭を持っていて別々の場所に住んでいると、普段はお孫さんはおじいちゃん・おばあちゃんに会う機会が少ないケースが多いです。




敬老の日を「親孝行の日」と考えるなら


おじいいちゃん・おばあちゃん側はご自身のお子様やお孫さんと一緒に過ごす事・元気な姿を見せる事が親孝行に繋がると思います。




そう考えると個人的には、高い贈り物よりも元気なお顔を見せてあげる事が、一番のプレゼントになるのかもしれませんね。








〈まとめ〉

①敬老の日にプレゼントは多くの方が悩んでいる。


②理由は「いつ頃から」「何を」「いくらくらいの物」をで悩まれている方がほとんど。


③ただ、おじいいちゃん・おばあちゃん側からすると「元気な顔を見せてもらう」事が一番のプレゼントかも…