以前カステラ日記でもご紹介しましたが、
大阪関西万博公式ライセンス商品の「万博カステラ」は、パッケージが脱炭素・CO2削減仕様になっており、SDGs商品として発売されました。
現在までの取り組みとしまして、大阪府環境農林水産部様が主導する
「おおさかカーボンフットプリントプロジェクト」に加盟し、脱炭素への活動へ参画しています。
※詳しくはこちら→https://www.pref.osaka.lg.jp/o120020/eneseisaku/cfp/cfp_project.html
また、万博カステラは大阪関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を商品として表現していると認定され、
公式ライセンス商品の「食品・菓子類」の中で唯一
「いのち輝くシリーズ」に認定されています。
※詳しくは「カステラ日記⑲」参照https://www.ginso-shop.com/hpgen/HPB/entries/33.html
そして先日、カステラ銀装とデカボスコア認定企業である「Earth hacks社」様が取り組む
「環境負荷低減プロジェクト」が
今回の参加型万博への取り組みとして
「TEAM EXPO 万博共創チャレンジ」に認定されました。
※こちらも詳しくは「カステラ日記⑳」参照https://www.ginso-shop.com/hpgen/HPB/entries/34.html
これらの活動が評価されこの度、吉村知事に万博カステラを紹介し、2025年の大阪関西万博の機運醸成についてお話する機会を頂きました。
吉村知事からも弊社のSDGsと万博への取り組みを評価頂き、
「万博を成功させましょう。」とのお言葉を頂きました。
お話の中で、同席していた方から
「今回御社は何故、CO2削減・脱炭素の商品を作ることになったのですか?」との質問をもらいました。
企業としては
「前回の1970年大阪万博開催時にも販売していた歴史ある弊社のカステラで、大阪府民や中小企業がSDGSや環境問題に取り組むきっかけになって欲しい」
という想いがあります。
ただ、その時は「私の個人的な気持ち」をお話させていただきました。
その娘は現在、学校で様々な環境問題への取り組みを学んで帰ってきます。
そしてそれを真剣に取り組んで実行しています。
いつもスーパーに買い物に行くと
「賞味期限の短いものから前取りしなきゃダメだよ」
「おつとめ品をできるだけ買おうよ」
「パパ、エコバッグ持って行かなきゃ」
と怒られる事ばかりです。
今時の小学生は、こういった事の感度が明らかに我々より高い。
いつも感心していました。
今日に至るまで、我々大人達が環境を蔑ろにし、この問題に真剣に取り組まなかった負債を、未来を生きる今の子ども達が背負わされる事になっている。
だからこの子達は学校で学ばなければならない。
決して自分たちのせいで無いのに、環境問題に取り組み、向き合っていかないといけないのだと。
それと同時に、我々はこれまでのように他人事にせず、まずは行動しないといけないと痛感しました。
未来を生きる子供達へ、まず我々が手本を見せないといけない。
もしかしたら今更もう遅いかもしれませんが、まだ手遅れではないと信じています。
今回の万博カステラ
CO2削減効果は、たったの5%です。
でも行政でも大企業でもない、我々の様な「地域の中小企業」がこの5%を踏み出した事に価値があると私は思っています。
この万博を機に、誰もが「ほんの少しだけでも」環境問題を意識し
万博以降の未来社会のデザインに取り組んで欲しいと私は思います。
吉村知事、この度貴重なお時間を頂きまして本当にありがとうございました。
万博が成功するように微力ながらお力添えできればと思います。
そして、この日記を読んで頂いている皆様にも、万博カステラが「新しい未来社会への1歩」を踏み出すきっかけになれればと思っています。
我々もまだ歩み始めたばかりです。
共に新しい未来を創っていきましょう。
<まとめ>
①万博カステラを吉村知事に紹介し、万博の機運醸成について話すことができた。
②万博カステラの発売を機に、銀装は「環境問題への取り組み」に1歩踏み出し、様々なSDGsへの取り組みを実施している。
③現在(いま)を生きる我々大人たちが、未来を生きる子供たちのために、小さくてもまずは行動に移さなければいけないという想いから、万博カステラのCO2削減の取り組みは誕生した。